訪問 2017年 9月
駐車場 有り
案内板 有り
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場所は以下のURLを参照して下さい。
今回は地図縮尺の関係で写真になっていますが地図上では「観音山」の表記がなされている独立丘陵を利用して築かれています。
周辺地形も小丘陵が連続する複雑な地形になっていますね。
今回は、図下の観音堂からお邪魔して大手口より本丸を目指しました。
村上城の特徴としては、パッと見て判るのは全体的丸みを帯びた縄張りでしょうか、しかしながら要所には折れを用いる周到さをも持ち合わせています。
他には、郭内部も普通に斜面という点ですかね。
村上城の内部はかなり範囲が斜面のままの仕上げになってます。
これは麓の第２駐車場から撮影した村上城、遠くからも良く目立つ看板が中腹に掲げられています。
村上城へはここから登ればいいのかと、看板に向かって適当に登りますと途中で道が途切れてしまい結局駐車場に戻ることに・・
そしてこの空堀は本丸に向かって斜面を登ります、緩勾配の竪堀とも言えそうです。
電柱と比較すると堀の規模が伝わるかと思います。
なかなか無いですよ、これだけの空堀は。
ここは「折れ」が明瞭に確認できます。
空堀向かい側の土塁に切れ目があり、その先の土塁も少し位置をずらした所に切れ目を設けてますね。
城が現役の頃は、ここに橋でも架けて本丸虎口としていたのではないでしょうか。
この厳重な構えは本丸大手口として納得のいく普請、本来の入り口もこっちで正解ですか？ ちょっと判断が付きません。
藪深く堀底の探索は断念、藪が枯れた時期に行くべきだったと少し後悔。
本丸周囲の空堀と比べればこちらの堀は浅く掘られています。
村上城の評価は 4 とさせて下さい。
緩やかな丘陵を利用した為か、険しい山城と違ってあまり地形を頼りにしていない印象を強く感じました。
ぐるぐるっと巨大な輪のような空堀を幾重にも山肌に巡らして、相当な土木量を投下してますよね。
反対に、郭内部は斜面のままという実戦本意に特化したような戦闘的な造りに魅かれます。
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