津久井城 再訪2の続きと参ります。 今回も山頂要害部ですが主郭部を後にして「飯縄郭」から「鷹射場」を経て東側の登山道を巡ります。 では初めに山頂部縄張り図に再登場して頂き 男坂・女坂の登山道が合流する尾根鞍部の堀切から 再開です 前回も登場した…
津久井城 再訪1 の続きと参ります。 もう一度だけ「みちあんない」に登場してもらいます。 「みちあんない」の一番上、尾根の鞍部に津久井湖側から辿り着くところから再開です。 今回は津久井城の山頂要害部の紹介となります。 城の重要区画でもあるのでこ…
津久井城 再訪1 訪問 2023年1月 駐車場 有り(公園P) 案内板 有り 神奈川県を代表する中世城郭の一つを紹介します。 実は、津久井城についてはブログ初期に紹介してますが・・今見返すと色々見落としがあってですね、今回はもう少しマニアック詳しく紹介で…
法林寺館 訪問 2023年4月 駐車場 無し 案内板 無し 単発ですが、またしても都内に残る渋めの城郭遺構の紹介です。 「法林寺」さん境内に残る城郭遺構なので法林寺館と便宜的に呼称されてますが、城郭としての来歴は一切不明、現存する遺構は一部の土塁のみ…
物見山 はお城ですか? 小倉城~物見山~青山城 縦走 1 の続きと参ります。 一旦地図に登場してもらって 「大日山」を過ぎてから再開 少し途中をカットして 青山城の手前に到着 ここも小ピークの城跡と巻き道の分岐があります。 当然、青山城を目指します。 …
小倉城 → 物見山 → 青山城 縦走 1 訪問 2023年 6月 案内板 無し 駐車場 無し(小倉城脇の林道路肩) 物見山はお城ですか? と、 ちょっと意味不明なタイトルを冠してますが 今回のテーマは 小倉城から稜線を辿って隣の青山城までの縦走回です。 スタート地点…
埴原城 再び2 の続きです。 いつものルート案内を載せまして 主郭(西側)の15から再開します。 ちなみに こちらが本来の見学ルートです。 相変わらず完全無視で申しわけない次第・・・ 折角なので主郭(西)も見ていきます。 大岩があちこち残りますが、峻…
埴原城 再び1 の続きです。 今回の「埴原城 再び2」 では メインテーマである「主郭北側尾根筋に残る遺構群」を中心に紹介します。 実は7年前の初回掲載時 ブログで北側尾根が未調査に終わった事に触れたところ、地元の方(麓の方?)から主郭北側尾根に…
埴原城 再び 訪問 2023年5月 駐車場 有り(麓の蓮華寺) 案内板 有り 久々に長野県は松本市に残るお城の紹介です。 松本市の城と言えば一般的には現存天守を擁する「松本城」ですが・・ 「お城なら、藪をかき分ける山城でしょ!」 そんな一部のおかしい人マ…
白金城 (国立科学博物館 付属自然教育園) 訪問 2023年 7月 駐車場 無し 案内板 有り 「武蔵野に残る中世城郭」シリーズは今回の5で一旦終了です。 これまでのまとめも含めて「白金城」の紹介とします。 前4城 「天神山城」 「沖山の塁」 「赤塚城」 「奥沢…
奥沢城(九品仏浄真寺) 訪問 2023年1月 駐車場 有り(檀家優先) 案内板 無し 奥沢城も一部のマニアにしか知られていない中世城郭ですが、一般的には 「九品仏浄真寺」 と言った方が伝わるでしょう。 浄真寺は1678年、奥沢城の跡地に創建された浄土宗の寺院…
赤塚城 訪問 2022年12月 駐車場 無し 案内板 無し(標識のみ) 「沖山の塁」と同じく赤塚公園に残る中世城郭「赤塚城」の紹介です。 こちらは公園HPにも紹介があるように歴史的にも遺構的にも沖山の塁よりも城らしさを感じさせられる遺構が残ります。 「赤塚…
沖山の塁 訪問 2022年12月 駐車場 無し 案内板 無し 「武蔵野に残る中世城郭」 2回目は詳細不明な城郭遺構「沖山の塁」です。 こちらは既出の「東京都の中世城郭」に掲載された中世城郭遺構で城の来歴は不明。 荒川を望む崖線を利用ており、遺構としてはや…
天神山城 訪問 2022年11月 駐車場 無し 案内板 有り 今年のテーマは都内の城郭? またしても都内編です。 遠征が減っている代わりに近場の訪問が増えるのが最近の傾向ですね。 今回から都内武蔵野台地に残る城郭遺構をまとめて紹介します。 武蔵野台地は多摩…
檜原城 訪問 2022年10月 駐車場 有り(麓の吉祥寺) 案内板 有り 西多摩郡 檜原村 島嶼部を除く都内に残る唯一の「村」である檜原村。 山を越えれば山梨県という山間部に位置する山村ですが、ここにもいい山城が残っています。 観光なら「払沢の滝」、バイク…
八王子城 主郭北麓 10 最終防衛線 高丸 編 の続きと参ります。 八王子城 主郭北麓編 のまとめ回です。 初回で8回程度になりますと書きながら今11回目。 妄想力が予想以上に増殖してました。 前半は、全体のまとめと縄張りの考察(妄想) 後半は、城主「北条…
八王子城 主郭北麓 9 最終防衛線 無名曲輪 編 の続きと参ります。 無名曲輪の次は 八王子城 「高丸」編です。 いつもと同じように番号順に紹介します。 「高丸」へは一般登山道を麓から本丸を目指すのが最短です。 「金子曲輪」の稜線を辿り「柵門跡」を過ぎ…
八王子城 主郭北麓 8 本丸背後の搦め手口 編 の続きと参ります。 最終防衛線などと大仰なタイトルですが 「無名曲輪」と「高丸」の紹介です。 両郭共に八王子城主要部に隣接する小ピークに普請された郭で「無名曲輪」が主要部南西、「高丸」が北東に配されて…
八王子城 主郭北麓 7 水汲みの谷津・水平道 編 の続きと参ります。 「水汲みの谷津」を後にし「棚沢の滝(上)」から尾根上の作業道を辿り八王子城本丸搦め手に迫ります。 ではルート図を、番号順に紹介します。 本丸を含む主郭部の北麓側にも2本の水平道が…
八王子城 主郭北麓 6 西方堡塁群 堡塁群~詰め城まで 編 の続きです。 ではルート案内から ・前半は 「横沢の滝」(西方堡塁群先端)から尾根を登らずに巻いて稜線東側を辿るオレンジ色のルート。 ・後半は 「水平道1」「水平道2」の東側ルート。 「水汲みの…
八王子城 主郭北麓 5 堡塁北部・水平道1 編 の続きと参ります。 「水平道1」との交点から 西方堡塁群の稜線を辿り「詰め城」と呼ばれる大堀切後背の堡塁までの紹介です。 縄張り図再びからの 今回のルート紹介です。 上側の水平道(水平道2)から詰め城ま…
八王子城 主郭北麓 4 横沢の滝・堡塁末端部 編 の続きと参ります。 西方堡塁群の北端尾根に取り付いた所から再開します。 縄張り図には新たに曲輪名と伝承地名等を追記しました 図左上の「尾根鞍部」は後半で紹介します。 紹介ルートをオレンジ線で加筆 「西…
八王子城 主郭北麓 3 棚沢の滝(下)編 の続きと参ります。 ひとまず状況説明です。 前回登場した「棚沢の滝(下)」に加えて新たに「横沢の滝」が登場します。 ここでルート紹介も再び登場して 今回取り上げる範囲は四角エリアに絞ってます。 「細久保谷」…
八王子城 主郭北麓 2 清龍寺滝編 の続きと参ります。 搦め手奇襲部隊が通り抜けたと伝わる「細久保谷」に向かいます。 清龍寺滝の分岐まで一旦戻り、正面のルートを進みます。 付近の縄張りに そしてルート案内。 図 右上の 3-1 ~ 3-4 までの番号順に紹介し…
八王子城 主郭北麓1 導入編 の続きと参ります。 この回だけは八王子城とは直接の関連はないですがよろしくお付き合いください。 では標識に従って「清龍寺滝」に向かいます。 マップに「清龍寺滝」の位置を落とし込みました。 赤い作業道をマップの上から南…
八王子城 主郭北麓 1 搦め手からの奇襲ルートを辿る 導入部編 訪問 2022年3・4・6月 2023年1・1・8・12月 2024年1・3月 既に幾度も紹介してきた「八王子城」の紹介に戻ります。 今回の主郭北麓編は八王子城の縄張りと落城の経緯についての核心部分編と言…
棒道(上の棒道) 訪問 2022年 8月 駐車場 有り(甲斐小泉駅前) 案内板 有り 「新府城」紹介編からやや強引に繋げてますが、武田信玄が軍用道路として整備したと伝わる「棒道」ぼうみち の紹介編です。 読み方は「ぼうみち」なんですね、「ぼうどう」かと思…
「能見城」を訪問したならば「新府城」にも立ち寄るのが正しい? ように思えて12年振りに少しだけ再訪しました。 実際は新府城真横の県道17号(七里岩ライン)を甲州街道の抜け道として利用してたので、通る度に復元工事の様子は見ていましたが。 今回は少し…
能見城 訪問 2022年 8月 駐車場 無し(付近あり) 案内板 無し 山梨のあまり知られてない城郭の紹介です。 能見城は、武田勝頼が築いた「新府城」北方約1キロに位置し、新府城北方の防衛ラインの一翼を担ったと伝わります。 穴山駅前から「能見城」を見上げ…
葛西城 訪問 2022年8月 駐車場 無し 案内板 有り 環七の下に眠る戦国の巨大城郭 再び都内のお城紹介です。 今回のお城は葛飾区の葛西城。 国府台合戦など関東戦国史に於いて度々登場する葛西城ですが、開発によって今日では遺構と呼べる遺構は残っていませ…