ちょっと山城に (正規運用版)

ヤフーブログからの避難民です

埼玉県の城址

大堀山館 (埼玉県 河越市)

この大堀山館跡のある一帯は、 台地上に同じよう方形居館跡が、 かなりの密度で点在してるという謎の多い地域です。 それもかなり無秩序に造られてます。 城郭大系でも付近の遺構を、某館2とか3とか類別するほど、 よく解らないけど何か遺構が沢山あるとい…

多門氏館跡 (埼玉県 富士見市)

前回の難波田城から車で西に5分程で辿りつくのがこの多門氏館跡です。 えー読みですが “たもん”氏 ではなくて 「おかど」氏だそうです。 普通は読めないですね。 占地:独立丘状の低位台地。南は江川低地、 東は荒川低地に面する 面積:約30000平方メートル…

難波田城公園の外側にある城の痕跡

埼玉県富士見市にある難波田城公園は 中世難波田氏によって築かれた「難波田城」跡を富士見市によって 整備された公園です。 以前 当ブログでも取り上げましたが 街灯や舗装された廓など公園としては非常に良く整備されてます。 ただ 個人的には、 あまりに…

滝の城 再訪(埼玉県 所沢市)②

①の続きになります。 再び 「黒備え馬賊」 さんから拝借した縄張り図です。 縄張り図にある 馬出し から2の廓へ繋がる土橋。 大変狭く、進むには一列縦隊になりそうです。 土橋の途中から空堀の外郭側を撮影。 見事に堀が残ってます。 堀底に畝の痕跡が残っ…

滝の城 再訪(埼玉県 所沢市)①

引き続き、先日御一緒させて頂いた 「黒備え馬賊」さん との共同城探訪の報告です。 今回は、 関越自動車道の所沢インター近く、都県境にある中世城郭 「滝の城」 になります。 その昔、本当に城内に滝がありそれが名前の由来と伝わってますが、 一方で別名 …

柏原城 (埼玉県 狭山市)

近々慌ただしく気づけば前回のアップから大分御無沙汰してました。 今回は先日御一緒させて頂いた 「黒備え馬賊」 さんとの共同訪城第二弾の報告になります。 訪城したここ 「柏原城」 は地元狭山市のHP等では 「城山砦」 と紹介されてます。 城がある山に砦…

菅谷館 (埼玉県 比企郡 嵐山町)

中世城郭の宝庫として有名(一部では) な埼玉県比企郡へ先日再び行ってみました。 とは云え、温かいこの時期に大汗をかきながらの山城攻略は気が進まず、 今回は平城の「菅谷館」です。 明確な築城者や、その用途が不明な 中世城郭ですが、 都幾川北岸に広…

難波田城 (埼玉県 富士見市)

難波田城は東京近郊にありながら周囲を田んぼに囲まれた典型的な平城です。 航空写真を見ると 城周辺のみに住宅地が広がってるので、当時は湿地帯の中に浮かぶような微高地を利用して築城されたの ではないかと思います。 城の経緯については 現地の案内板の…

岡の城 (埼玉県 朝霞市)

朝霞城山公園として整備されるこの「岡の城」とか「岡城」と言われる小さな丘城は 太田道灌によって 築かれた? と言われるものの実際の所は、築城年や築城目的も含めて詳しい事は殆ど解らない無名の城 の一つです。 立地的には沖積平野に面した河岸段丘沿い…

小倉城 (埼玉県 比企郡ときがわ町)

大抵の山城は、山城址と言ってもパッと見はただの山だし、うっかりすると通り過ぎてたりする。 小倉城も、目印にしていた大福寺はすぐに見つかり、あの裏山が小倉城だろうと目当てをつけ 車で二度三度往復して入口を探すもさっぱり解らない。 小心者なのでウ…

杉山城 (埼玉県 比企郡嵐山町)

前々から気になっていた杉山城を見てきました。 杉山城は戦国時代の山城がほぼ完全な状態で存在していることや、横矢掛りの多用を代表される 極めて技巧的な縄張りなどから、土の城の教科書的な存在とか傑作などと言われています。 以前は、縄張り等の特徴か…

滝の城 (埼玉県 所沢市)

詳しい地図で見る 滝の城は大石氏によって戦国初期に築かれ、後に大石氏が北条氏に下ると、北条氏の支城網の一つとなり 北条氏滅亡後は廃城となった平山城です。 城の立地は南側が柳瀬川の河岸段丘の急斜面によって守られた後ろ堅固の形をとってます。 その…