ご無沙汰の更新です。
数えてみたら約4か月振りです。
特に何かあったわけではありませんが、引っ越しを伴う人事異動からの・・引継ぎやらなにやらで気づいたら4か月経ってましたね。
今回は生存報告を兼ねて簡単な近況活動として松本市にある平瀬城(南支城)の訪問記録的な模様をアップします。
長野のお城もコロナ禍以来久しぶりです。
実は9月にお城ブログの大家である「らんまる氏の講演会」
に 参加させて頂きまして、そこで長野の山城の魅力をたっぷり注入された結果
「衝動的に信州の山城に向かう病」を発症してしまいました。
今回はその典型的な症例という事でご笑納ください。
所で
平瀬城の本城は2,018年に訪問しその時の記事も掲載済なので興味のある方はこちらを参照ください。
平瀬城の場所はグーグル先生にお任せするとして
最近のグーグルマップさん、すごいですね。
平瀬城(本体)だけじゃなく平瀬城(南支城)・平瀬城(北支城)までピンがついてますね。
北支城は訪問難易度が高いのですが、南支城は平瀬城の訪問ルート脇にあるので場所の特定が容易。
でも訪問難易度はモトモトかなり高いんですね。
こちらが前回2,018年時の、平瀬城(南支城)の入口です。
まぁ これを入口と呼ぶにはいささか問題ありですが。
はい、山に向かって案内板を設置しただけ。
見たい人は勝手にどうぞ、自己責任ですがね。
そんな思い切り突き放した感じの案内板が、ほぼ「崖」と呼んで差支えない尾根先端を指してました。
道はないので見学には沢を渡り山肌を這い上がるしかありません。
実はこういうの・・嫌いじゃないですよ。
が 前日の雨でぐちゃぐちゃだったので、泥だらけになるのを嫌い平瀬城(南支城)はパスしてました。
で、
5年振りのリベンジです、秋晴れに紅葉が綺麗ですね。
今回は直近1週間は雨降ってないし、山肌を這い上がるには良い日よりです。(そんなお日柄はないかも・・)
前にも掲載しましたが、平瀬城は駐車場「P」の位置が完備されてます。
平瀬城(南支城)は赤丸の部分です。
平瀬城(本城)の訪問ルートである沢沿いを進みます。
今年は熊被害のニュースが多いので、実際は熊除けの鈴をジャラジャラうるさく鳴らしながら進んでます。
画像右手の尾根が平瀬城(南支城)のある尾根筋にあたります。
お
ありましたね、例の案内
足元には前回なかった橋が架けらて沢渡りで足元が濡れずに済みそうです。
階段も付いてました! 5年前より整備が進んでますね。
これはラッキーと思いきや
「整備中につき立ち入り禁止」の表示が・・ えっ、 えぇ
それにしても ものすごい角度の階段。
よくぞ造ったもんですよこれ、一般登山道なら間違いなく「鎖場」の角度です。
こんな所はルートをジグザグにして高さを稼ぐのが常道かと思ってましたが、この直登ぶりには潔さすら感じますね。
それにしても困りました。
いっその事、自己責任時代の ほったらかし整備の方が登り易すかったかも・・
ここでの 登り易いとは、体力的な事ではなく心理的な障壁の話しです。
今回は、明確に「立ち入り禁止」と書かれてるので厄介。
立ち入り禁止の範囲は階段だけと強引に解釈して、山肌を直登しようかとも・・考えましたが
結論を言えば。訪問は中止にしました。
山城の多くは、あくまでも地主さんの好意で解放してくれているものなので、その意向は無視できない。
という事ですね。
それにしても
なんで封鎖しているんですかね??
一見すると整備は完了しているとしか見えないのですが・・
と いう事でここからは勝手な妄想ですが
実は整備自体は完了している。
↓
急な階段で訪問者が転落でもしたら管理責任を問われかねない。(の指摘があり)
↓
無料で整備したのに訴訟でも起こされてはやってられない(の声も上がり)
↓
いっそ立ち入り禁止にしよう(の空気になり)
↓
封鎖措置実施
古くからあるメジャーな登山道や、作業道と違い
見学者専用道として新規整備されてるので管理者と整備目的が明確。
故に責任者の特定も容易となれば、怪我をきっかけにモンスタークレーマーに絡まれる可能性もゼロではない。
実に世知辛い・・・
山城訪問には様々な危険リスクがありますが
「怪我と弁当は自分持ち」 じゃないですかね。
行く必要のない山に頼まれもしないのにお邪魔する
その行為で負った怪我は全て自己責任ですね。
と
カラーコーンで封鎖された橋を前にして
しばし妄想しておりました。
平瀬城南支城は諦めましたが、他の山城にはしっかり訪問しているので
まぁ、その模様はいずれ(いつのことやら)報告できればと思います。