それでは真壁城の紹介も最終回です。
いつもの縄張り図に再び登場してもらいまして
最終回は外曲輪を中心に紹介します。
中城から再び外曲輪を進み真壁城の東端を目指します。
とは言え、すでに炎天下に歩く事1時間以上
この頃は視界が若干チカチカ・・
軽い熱中症ですね。
緊急避難的に正面の木陰を目指して移動中というのが実態です。
神社と木陰が見えてきました、ここでしばし休憩。
案内板によると鹿島神社のようです。
縄張り的には外曲輪の凸部に位置します。
ひんやり涼しい、神社の木陰は別世界に感じます。
樹木で隠れてますが、社殿の両脇と背後には真壁城の土塁が残ります。
で、休憩もそここに土塁に登って撮影。
復元整備がなされていない、真壁城オリジナルの土塁。
ここだけ山城に来た気分になれます。
復元土塁もいいのですが、廃城後の風化に任せた状態の遺構もいいですね(完全にマニア目線ですが・・)
外曲輪凸部の鹿島神社を後にして、北側をぐるり回ります。
こちらは外曲輪東虎口
位置に赤丸を加筆
虎口の様子ですが これじゃよく分かりませんね
虎口の土橋上から横を向いて撮影。
正面は外曲輪を防御する空堀の遺構です。
縄張り図では水堀のように描かれてますが、現状は乾いてます。
空堀で普請されていれば、堀底が薬研か、畝があってもおかしくないですし、水堀の水が枯れていると考えるのが良さそうに思えます。
本丸方面を撮影しました。
ひたすら広大な真壁城。
そのまま堀に沿って本丸の駐車場に戻ります。
もう暑さで限界なので車に避難です。
所で
解説板によると堀底は畝堀であったようですね。
土塁線上から虎口を撮影して真壁城は終了です。
真壁城の評価は 4 とさせて下さい。
本来なら、保存エリア外の真壁城西半分と旧城下町まで足を延ばしてからの評価が正当ですが、あまりの暑さに断念したのでいささか中途半端な紹介となってます・・
ちょっと訪問時期を間違えました。
それでも、城域の広さや土木量からも往時の真壁氏の勢いは十分感じられます。
涼しい時期に再訪するしかないですね。