ちょっと山城に (正規運用版)

ヤフーブログからの避難民です

茂木城 (栃木県 芳賀郡茂木町)2

ではでは 茂木城1の続きと参ります。


 
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 再び登場の現地縄張り図
 千人溜 から出丸等を見ていきます。
 
 
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2郭から見た千人溜 植え込みの中は溜池の跡。
 後方僅かに第三駐車場が見えています。
 
 
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千人溜の石碑から撮影した2郭方面
 
 
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こちらは千人溜から撮影した「御馬屋」郭 のはずなんですがねぇ・・凄まじい藪々で散策は不可能です。 
 縄張り図では足元に空堀があるのですが全く判りません。
茂木城の主要部は良く藪が刈り払われているのですが、外郭部はもうこんな感じです。
 実際、全ての城域の草刈りは手間が掛かり過ぎて現実的ではないのでしょうね。
 
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縄張図で「大手門」と記載された付近を千人溜側から撮影。
 巨大な虎口と言っていいでしょうね。 広角レンズで撮影していないので写りきれてませんが・・
 
 
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「大手門」を過ぎますと道が3方向に分かれます。
中央は出丸内部へ、左手は出丸腰郭へ、右端は第三駐車場と出丸を別つ空堀になります。
 ひとまず出丸にお邪魔することにします。
 
 
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出丸内部の様子はごく普通の公園といった所。
 
 
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出丸と第三駐車場を隔てる空堀の状況。
 堀底こそ遊歩道に改変されていますが、堀に設けられた「折れ」は明瞭に確認できます。
 
 
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橋の上から一枚。
 
 
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出丸先端部より麓の茂木市街地を撮影。
 足元に広がる町並みは城下町という言葉がぴったり。
 
 
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出丸より一段下がった腰郭にある「姫の望楼」
 
 
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その由来といいますか伝説の案内板です。
興味のある方は拡大してご覧ください。
 
 
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姫の望楼から出丸腰郭?を通り「大手門」に戻ります。
 非常に厳しい角度で削り込まれた出丸切岸面。 ここは個人的な一押しポイント。
 
 
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大手門付近まで戻りましたが、このまま帰るのも勿体ないので「荒櫃神社」とやらまで足を延ばすことにします。
 
 
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藪に覆われた「御馬屋」郭と「馬場」の間を進みます。僅かに通路分だけ深い藪が開削されています。
 
 
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両側は背丈を軽く超える藪。
当然遺構も隠れて判りませんね・・
 
 
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縄張図の「馬場」の文字の上、加筆矢印が折れる所がありますがここから先は植林地の中を進みます。
 蔦に埋もれた土塁が目印になります。
 
 
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土塁は巨大な壁となって遊歩道に沿っています。
山城らしい雰囲気があって好みです。
 
 
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植林地をぬけると「総かまへ」下段の郭に到達します。
 
 
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その先は散策路が藪に埋没していた為、ここで引き返します。
 結局 神社まで行けずじまいでしたが・・その先は又機会があった時の楽しみにしておきます。
 
 

 
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おまけです。
 本郭南側下段にある「たばこ神社」
あまり耳にしない名前なので帰りに立ち寄ることにしました。
 
 
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ちょっと読みずらいですが、たばこ葉がご神体という訳ではなさそうです。
 
 
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神社から主郭を見上げて撮影。
 
 
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神社の周囲に咲く彼岸花。 こういうのの接写は難しいですね。
 
 

茂木城の評価は 4 とさせて下さい。