滝山城に駐車場が設置されました

久しぶりに小ネタ記事を

　滝山城と言えば、東京八王子市の丘陵地に広がる超巨大な中世城郭であり、北条氏照の居城として北条氏流の土の城のギミックが炸裂た複雑で技巧的な縄張りを誇る城郭遺構です。

　

　付近に市街地が迫るにも関わらず開発による破壊を一切受けておらず、城域内は公園として保護され、更に時代考証を無視した訳のわからない妙な建物もない・・当時の造作が限りなくそのままの状態を保っている素晴らしい城跡なのですが、唯一問題は駐車場がない事でした。

　

　路上駐車するスペースもなく、車を停めるのは城から徒歩15分位の所にある「道の駅滝山」位で、以前はそこからテクテクと歩いて訪城していたのですが、最近になって専用駐車場が整備されたと聞き、立ち寄る事にしました。

詳しい地図で見る

　駐車場の場所は「丹木町3」の交差点です。　向かいにファミリーマートがあります。

広々しております、綺麗ですし無料なのが有難い。

　冬場以外は8時～18時まで。　時間になると自動的にゲートが上がって出られなくなる模様。

引きのアングルでもう一枚。　駐車場から滝山街道を東に数十メートル進むと滝山城大手口入口に辿り着けます。　近くて便利すぎます。

大手方面への入口、奥の山全体が滝山城です。

　4年振りに来ましたが、この看板は以前はなかったですね。

都立滝山公園でしたね、桜が有名でその時期だけは大変賑わうんです。

駐車場だけみて帰るつもりでしたが・・結局散策してしまいました。

　山の神廓だけまだ見られていなかったんで、せっかく来たからには見なくては。

山の神廓から見た　多摩川と対岸の昭島方面。

　都内でまとまった水田が広がる光景はかなり貴重。

なかなか実現しない大河化・・是非叶えて貰いたいですNHKさん

　

結局　一回りすることにしました。

　本廓・中廓を結ぶ橋上から堀底道を撮影。　堀が深い。

2ノ丸の空堀です。

　改めて見ると、堀の深さ、長さ、縄張りの複雑さ・・滝山城は全ての要素で別格に感じます。

　

　小ネタなので以上です。