山上碑・山名城・根小屋城
訪問 2014年 12月
現地案内板 有
駐車場 有
今回は珍しく石碑とお城2か所を一度に載せるという欲張りなタイトルにしました。
高崎自然歩道というハイキングコースが3か所の史跡を結んでおり、山上碑の駐車場を起点とすると、 きつい石段→山上碑→尾根道→山名城→尾根道→根小屋城 と一度に3か所を巡る事ができます。
そういった連続性を踏まえて紹介したいと思います。
場所はこの辺りです。
中世城郭の山名城・根小屋城よりも「山上碑」の方が知名度が上なのか道路案内も山上碑ばかり、 そんな訳なのでひとまず山上碑を目指します。
自然歩道入口です。 ここからは徒歩になります。
看板にありますが左手奥に無料駐車場があります。
ちなみに山上碑は 上野三碑の一つに数えられる古い時代の石碑だそうです。
スイマセン ここに来るまで知りませんでした。
現地の案内図です。 図下中央にある現在地が画像の場所です。
自然歩道を歩き始めるとすぐにきつい石段がぐうぅーと続いてます。
でも急勾配はここだけ、登り切ると後は細かいアップダウンがある尾根道になります。
石段を登り切ると正面に古墳が現れます。
山上古墳です(山ノ上の記載もあり)
横穴式の石室の様子。
流石に中には入りませんでしたが、石組みの精巧さは大したものですね。
現地説明文です。
古墳は詳しくありませんのでそのまま掲載します。
山寄せ古墳というのも初めて聞きました。
石碑は古墳脇の覆屋の中にあります。
石碑保護の為ですかね、窓が少ない建物なので最初物置かと勘違いしました。
内部は暗いので早速スイッチを押します。
ガラス越しで、しかも遠い・・保護の為とはいえ、良く見えないのが正直な感想。
表面の風化は進んでいそうですが、よく現在まで残っていたものです。
覆屋にある石碑の写し。
石碑の内容は古墳の墓誌との事。
石碑の日付は 辛己歳(西暦681年)10月3日
現地説明板そのまま掲載します。
画像拡大できます。
時代からして、古墳造成の末期と思われますが、古墳といえば埴輪というイメージを覆す石碑という組み合わせがちょっと意外に思えました。