ちょっと山城に (正規運用版)

ヤフーブログからの避難民です

八王子城 再訪② (東京都 八王子市)

 
  大震災があった関係で続きが延び延びになってしまいました。
 まだまだ世間は落ち着いてませんが、 拙ブログは通常営業?に戻そうと思います。
 
の続きになります。 
 
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 前回の石積みの尾根道を進むと 分岐点に出ます。  図では柵門台と描かれた所。
右手に向かうと城北側の搦め手方面へ下ります。
 左手は激戦地 山王台方面へ下る道なのですが、 生憎 崖崩れで通行止めとなっていたので こちら側の探索は断念しました。
 ここは 真っすぐ尾根道を進み本丸方面を目指します。
 
 
イメージ 2道はつづら折れでぐいぐい
 標高をあげていきます。
歩くだけで息も上がります。
 
 こんな所を具足着こんで
しかも守備方の攻撃を掻い潜りながら登るなんで、 相当な体力が必要です・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 途中の尾根筋には 小廓が連続して構築されています。
この先危険の看板 以前はなかったですね・・果敢にも降りる人が多いって事でしょうか。
 
 
 
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 仕方がないので覗き込んで撮影。
降りようと思えば勿論降りられますが・・・勿論降りてません(笑)
 
 
イメージ 10 本郭手前で急に視界が開けて
きます。
 
 山道の勾配もなくなり
ちょっと一息出来そうな所。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 東側に向かって開けている絶景を撮影。
左手の谷筋の先端が八王子城の大手方面。 いやー随分登ったもんです。 
 ちなみに上には売店はありませんので飲み物持参で登った方が無難です。 
 中央の尾根筋には太鼓廓が連続してあるようです。
 
 
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 アップで撮影。
遥か先見える この谷筋の先端が八王子城の先端というのが驚きです。
 少数の守備兵でしぶとく抵抗すならば、 この縦に深い防衛線はかなり有効に機能したのではと思いました。
 
 
 
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暫くすると中の丸の平場に出ます。 ここは2段式になっており、上の段には八王子神社があります。
 
 
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 併せてもそれほど広くはありません。 社殿の奥が本丸跡になります。
100人200人も籠ったらかなり窮屈な空間になった筈です。
 
 
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 すぐに本郭を目指さずに
右手の堀切りを渡り 三の丸
 (小宮廓)へ向かいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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そして小宮廓内部です。 極めて殺風景、 狛犬が並んでますが奥のお社は空っぽした。
 
 
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ガイド図によると
赤ちゃんをダッコしてる狛犬
との事です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 狛犬の子供 って確かに初見です。  なんで又親子なのか・・そして子供のデザインが独特ですねぇ。
 
 
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  一転して 八王子城本郭内部です。 
 麓から続く長大な防衛ラインの奥にある この本郭はとても狭い空間に過ぎません。
 変な例えですが、 庭付き一戸建て住宅の敷地を思い浮かべて貰えれば想像しやすいかも知れません。
 
 
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 藪に埋もれてますが
本郭周囲には帯廓が取り巻いてます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ③に続きます。