今回はマニアック路線から一転して 「百名城」の一つにも挙げられてる八王子城になります。
メジャー中のメジャーな山城なので、 城の歴史はそこそこにして 画像中心にします。
実は拙ブログでもスタート時に八王子城も一応は掲載してますが・・・まぁ始めたばかりのブログで内容お粗末過ぎて出来れば消してしまいたい位(笑) なので今回は、いくらかこと細かく載せたいと思います。
八王子城駐車場より
当時としても既に古い手法である 「山城」 の形態で新城を整備した点は色々議論があるようです。
とても一日では周りきれる(体力的にも)ものではありません。
駐車場と言ってもここも既に城郭(山下廓)の一部になります。
所で 駐車場に大型観光バスの姿があり、 団体さん一行が管理事務所前でガイドさんの解説を受けてました。
最近は観光コースにも組み込まれてるんですねぇ・・・
「決戦! 八王子城」 より絵図面を拝借
駐車場に車を停め管理事務所の脇を抜けて金子廓から本郭を目指します。
まず管理事務所前を過ぎると氏照居館跡へ行く川沿いルートと山頂部本郭へ至るルートに分かれます。
その前には自然地形の渓谷があり、 この様に天然の空堀を形成してます。
堀状の谷を渡り対岸のあしだ廓側から管理事務所側を撮影。
自然地形をいじって絶壁にしてるんでしょうか、 平場の比高差もかなりあるのでかなりの防禦力を発揮しそうに思えました。
振り返って 「あしだ廓」 方面を撮影。 ここまでは山の麓の廓でかなりのスペースが確保されてます。
奥にはお堂がありました。 この辺りにある掲示板の解説が親切丁寧で必見です。
このお堂 裏手の鳥居をくぐると本格的な山登りがスタートします。
くぐる前に右手の土盛り脇に怪しい石垣を発見。
この土盛りには推定で検問所があった所らしいですね。
石垣は1,5メートル位の高さでしょうか。 半ば埋もれてますが しっかり組まれてますね。
鳥居を過ぎて山道を登ると やがて金子廓が現れます。
尾根筋を利用した棚田状の小郭群が続きます。
ここ、 訪城時 (2月上旬) には梅がいい具合に咲いてました。 梅は綺麗で日よりも良く、 しかも時期的に
杉花粉の飛散時期でも無く 実に快適。
廓脇の梅林はこの様な塩梅。 見事な梅ですが こちらの斜面は勾配が緩く攻め易そうに思えました・・
金子廓を過ぎると暫く
尾根道を登る事になります。
一見するとごくごく普通の
山道にしか見えないのですが・・
右手 谷筋側の斜面には見事な石積みが連続して残ってました。
石積みの上は先程の尾根道です。 石垣というより土盛りした法面の保護が目的と言った所でしょうか。