上ノ山城
訪問 2018年 11月
駐車場 無し(駐車余地あり)
案内板 有り
ヤフーブログ廃止が迫り、移転先を模索中です。
ブログ難民ですね、移転先候補の一つであるハテナブログさんで試験的にお城記事をアップします。
今回は、練習的な要素が高いので簡単に終えられるお城の紹介です。
林道から見上げた上ノ山城 全景
上ノ山城は安曇野市に残る小規模な山城です。 っと山城という表現を使いましたが城と呼ぶのもちょっと憚れるような 物見台程度の遺構です。
山挟んで良好な遺構を残す光城を訪問したついでに立ち寄った経緯があります。
山の上にある から上ノ山城 ですかね? なんとも安直なネーミングですが当時からこの名前で呼ばれていたのでしょうか??
場所はこの辺り
北側尾根の中腹に位置し周囲の監視が主な目的であったのでしょう。
麓から歩いて行けば結構な労力を要しますが、幸いな事に舗装された林道が城の直下を掠めており、訪城は容易です。
このカーブミラーが目印でその上が上ノ山城。
標柱や階段も完備されております。
この上ノ山城は 以前(ヤフーブログ)での訪問累計200城の記事でちょこっと紹介しているように、北側尾根上の立地という条件の為、日当たりが悪くじめ~としてます。
夏に訪問しようものなら藪蚊の襲撃に晒される事間違いなしです。
苔だらけの現地案内板。先人が縄張り図の所だけでも苔を払ってくれてます。
うーん、こんなマニアック中のマニアックなお城にも行く人がいるんですね。
さて、肝心の縄張ですがこれが極めてシンプルと言いますか、尾根筋を削って3段程の郭を造成しただけ。
土塁やら技巧的な虎口はありません。
しかも背後のピークから内部が丸見えになるというおまけつき。
敵が迫ったら即撤収が前提の城と言えるでしょう。
さて、郭の一部には生活感のある遺物が残されています。
これは最近まで民家が建っていたのかな?
案内板のある郭全景。狭いです、湿っているせいで変なキノコまで生えており決して快適な郭ではないですね。
各郭を間仕切る切岸は現状で2m弱。
防禦というよりも、土地の造成地に生じた段差と言ったほうが適切でしょう。
そんな簡素な造りの上ノ山城ですが、切岸面にはかなり明瞭に石積みの遺構が確認できます。
これは予想外の収穫。
こんな感じです。石積みだけは奮発したんですかね。
3段郭の先は 遺構なのか尾根なのか判断に苦しむ地形で終了です。
所要時間 20分
上ノ山城の評価は 3 とさせて下さい。
城としては物見台程度の物ですが、良好な石積み遺構と訪問の容易さを加味して3の評価です。
とは言っても正味10分で見学できる程度の遺構ですが、個人的には結構お気に入り度は高いですね。
付近の山城群とセットでの訪問がお勧めでしょう。
さて 試験記事なのでブログデータを
画像10枚で7.67MBを使用
タイトル画像は1555×1037
他の画像は 1037×691
縄張図は 1506×1010
最後の画像は518×346
編集機能を使用しての所感
使える機能がヤフーブログと比較して若干劣る(有料版のみの機能が多い)
写真のアップロードがちょっともっさりしている。
慣れてないという所もありますが、まぁちょっと違和感がありますね。