築城当初は城の中核部に当たる本丸・中の丸とその周辺のみを城域とする規模でした、が
北条方の有力支城として大規模な拡張改修工事を施されました。
対武田の防衛拠点としても重要度は極めて高かったはずです。
現在の滝山城は都立公園としてほぼ全域が良好に整備され、武田の猛攻をもしのいだ戦国屈指の
土の城の壮大な土塁や空堀群を見ることができます。
駅から距離がある為車で行くのがベターですが 公園には 駐車場 が用意されていません。
駐車場探しに苦労してこの時午後4時
馬出し付近や他の郭に穿たれた堀に比べ圧倒的に深く縦深も取られてます。 長い空堀ラインが
戦闘正面となるのを避ける意図を感じます。
二の丸から南側の馬出しへの土橋 江戸時代の城と違って地味ですね
中の丸から引橋を渡り本丸へ進みます。 舛型虎口が良くわかります。
本丸は神社になってます
大手口に比べて縦深が取れてない気がするのですが 当時の多摩川は水堀の役割を果たすほど水量が豊か
だったのでしょうか
ここで暗くなってきたので惜しくも時間切れ、この後すぐに撤収しました。
まぁ広大でして・・・支城の規模ではないです。きちんと見て廻るには半日は割く必要ありです。
幾分中途半端なレポートなので機会を改めてまた訪城します。