ちょっと山城に (正規運用版)

ヤフーブログからの避難民です

金鑚御嶽城 (埼玉県 神川町)1

金鑚御嶽城

 
訪問 2018年3月
 
駐車場 有り(神社駐車場)
案内板 無し
 
 ちょっと記事のアップが遅れましたが引き続き埼玉のお城紹介と参ります。
 
 さて今回の金鑚御嶽城、又しても難読漢字の登場ですが「かなさな」と読むそうです。
 
 ウィキによると「かなさな」は金砂(砂鉄)を語源とするそうです。この地は製鉄、武器の製造などと縁があるのかも知れませんね。
 
 金鑚御嶽城のある御山は、麓にある金鑚神社のご神体の山になります。
この神社がまた由緒ありまして武蔵国五宮(一説では二宮)と言われ訪問時も参拝者で賑わってました。
 
 はっきり言ってお城目的で訪問する人はかなりレアでしょうね。まぁ長い金鑚神社の歴史の中で、ご神体が城郭化されていた期間など微々たるものでしょうし。
 
 どうでもいいのですが・・・金鑚 が変換しなくてどうにも困りますねぇ・・
 
 
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  山 石仏群
 
場所は以下のURLを参照して下さい。
 
 

 
城の立地は埼玉県の北西端に位置します。
 当時も武蔵国上野国との国境になり、後北条氏と武田氏によって激しい争奪戦が繰り広げられた城として名が知られています。 
 詳しい歴史は省きますので興味のある方は調べてみて下さい。
 
 
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今回の訪問は迷う事はありません、金鑚神社に行けばよろしいです。
 国道からも良く見えるこの鳥居を潜った先に参拝者用の駐車場があります。
 
 
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参拝の前にまずは由緒ある多宝塔を見ましょう。
 
 
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の 解説(画像拡大できます)
1534年の寄進という事は、戦乱の世の真っ盛りの時代ですね。 よくぞ戦火を逃れたもんです。
 
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建築マニア向けのアングルです。
 
 
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折角なので金鑚神社をお参りしてからお城に行きます。
 と、言いますかルートが神社の裏手からスタートします。
 
 
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全体のレイアウト。
 
 
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金鑚神社の解説です(画像拡大できます)
 解説の後半にありますが、本殿を置かない古風な形式を持つ神社だそうで、 大神神社諏訪大社と比肩するようですね。
 金鑚神社なかなか歴史が深いように思えます。
 
 
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お参りを済ませます。
 
 
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神社の裏手からいよいよお城へのアプローチになります。
まずは右ルートを辿り鏡石を目指します。
 ちなみに左ルートは法楽寺跡方面になります。
 
 
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良く整備された道です。 
御嶽山中腹にある「鏡石」までは足を延ばす参拝者も多いので整備が行き届いいているのでしょう。
 
 
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 位置関係が判り難いので「関東の名城を歩く・南関東編」の図を拝借して掲載します。
 
 
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今回のルートを加筆。 図上のオレンジ線を辿って金鑚御嶽城を目指します。
 
 
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途中省略しまして鏡石に到着です。
 天然自然の岩肌にしては極めて滑らかな表面ですが、鏡とはちょっと言い過ぎにも思えてしまうのは不心得者でしょうか。
 
 
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鏡岩の解説です・・これ、国指定の特別天然記念物です。
 
 あれ、さっきの案内板では「鏡石」って書いてありましたが、「鏡岩」で正解ですかね。
 城とのエピソードも残っているようですね。
 
 
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更に登って尾根の鞍部を目指します。
 
 
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鞍部に建つ標識。
 御嶽山が城郭エリアですがまずは岩山展望・弁慶穴とやらを見る事にします。
 
 
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登って来た道を振り返って撮影。
 付近が虎口に見えたから撮ったんですが、恐らく違いますね。
 
 
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鞍部の先は東郭と岩山になります。
 東郭には明確な遺構はありませんがその代わりに夥しい数の石仏が祭られています。
 
 
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それぞれに寄進者と村の名前、寄進年が刻まれています、江戸時代が多いですね。
 
 
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石仏群の解説です(画像拡大できます)
 
 
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他にもまだまだ残っていて見ていて飽きません。
 
 
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さて、弁慶穴を探して岩山を探索。
 
 
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これですかね? なにも書いてませんが。
 
 
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岩山の山頂です。
 
 
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絶景ですね、地球にやさしいソーラー発電所が自然を破壊して造られている人の業までが良く見渡せます。
 
 
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振り返ると金鑚御嶽城の主郭部が見えます。
 
 
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岩山山頂にある御嶽山俯瞰図。
 
 
金鑚御嶽城2 に続きます・・・って 城の紹介全然できてないですねぇ