春日城
訪問 2015年 7月
駐車場 有(隣接の文化会館P)
案内板 無
福与城の次は伊那の市街地を見下ろす立地にある春日城を紹介します。
思い出しましたここ・・廓内の樹木は桜ばかりでしたね。
春日城2廓内と見下ろす伊那市街地
春日城の解説板がイマイチの為ウィキの記事をコピペします。
春日城は信濃国の滋野氏の三家根津氏の支族である春日氏が築城したといわれ、戦国時代には伊奈の豪族伊那部大和守重慶の居城だった。 重慶の子重親・重国兄弟は、武田信玄に背き、春日昌吉が城主になった。 天正10年(1582年)、織田軍の信濃侵攻に伴い本城の高遠城とともわずかな守備兵で徹底抗戦を貫く。しかし高遠城落城後に春日城は火を放たれ落城、そのまま再建されることなく廃城となった。
現在は春日(城址)公園として整備され、桜の名所となっている。
場所は以下のURLを参照して下さい。
城東側が段丘崖面、南北を浸食谷によって守られ唯一西側が台地続きなっています。
現地縄張り図の掲載がない為、ざっくりと解説しました。
でも、ここ春日城の最大の見所は 桜と アルプスの眺め ですかね。
文化会館の東隣公園が春日城跡になります。
なので会館駐車場東端辺りに車を停めると非常に便利。
これは車を停めて春日城側から撮影。 道路は浸食谷底に沿っています。
同じ地点から振り返ると、2廓切岸がお出迎えです。 これが結構大規模。
直進すると2廓 右折すると2と3廓を隔てる空堀になります。
右側の空堀を撮影。
1直線に延びており、台地と春日城を断ち切っています。
2廓北側切岸面に残る腰廓状の構造跡。
こんなのを発見するのが好きだったりします。
2廓内部の様子。 一面桜なんですね、お花見時期は凄い賑わいでしょうね。
2廓側から 2廓3廓の空堀側を撮影。 堀端には土塁もしっかり残されています。
橋を渡って本廓を目指します。
橋から空堀を撮影。 これが、尋常な深さではないんです。
本廓内部の様子。
本廓から足元の伊那市街地を撮影。 眺めが大変よろしいです。
南アルプスの山並みを一望します。 これがまた素晴らしい。
廓内を散策したら、早速堀底巡りを堪能します。
先ほどの橋の下まで来て撮影。
これも本廓2廓間の空堀、この辺りはしっかりと城らしさが残っています。
春日城の評価は 2,5 とさせて下さい。
堀の深さは一見の価値あります。
あとは時期ですかね、お花見目的なら今頃が見ごろでしょうか。
城巡りならこの時期はNGでしょうね。
城から眺める南アルプスの山並みは大変素晴らしく思えました。