現在ブログの更新 滞っております。
理由はごく単純な事で、年度末の忙しさに加えブログのアップより城巡りに重心を置いているから。
もう春がそこまで迫ってますからね。
暖かくなれば草が芽吹きお城の遺構も隠れてしまうので山城によっては次の冬までお預けになります。
その前に藪深い未整備の山城はなるべく攻略しておこう、という訳です。
今回は、今年に入ってから訪城した内でも印象深い城跡の報告です。
千葉県 富津市 「造海城」
岩を削りだした空堀が圧巻の迫力。
温暖な気候の為冬枯れしない植生に覆われた様子はジャングルに残る巨石文明の遺跡にも見えるかも。
ちょっと日本離れした遺構です、房総の城郭侮りがたし・・・
言わずと知れた小田原北条氏が誇る戦国最大の城郭小田原城。
秀吉による侵攻に備えて普請された総構えの残存遺構探しが目的。
有名な小峰の堀切以外にも残っているもんですね。 そんな訳で今回も天主閣はスルーです。
東京都 八王子市 「浄福寺城」
都内に残る隠れた名城。
土の城の芸術品と言っても誇張ではない見事な縄張りは一見の価値あり。
小田原北条氏の拠点級城郭の一つ、西方・伊豆方面の防衛の要。
城南方に残る尾根筋を利用した郭群は鎖場ありの険しさ、そりゃ大堀切を垂直に降りるルート設定ではこうなりますよね。
個人的な感想では縄張りとコンセプトに浄福寺城との類似性を感じました。
尚 記事のアップはのんびりとお待ちください。今のペースでは多分この夏頃までには何とかなるかと・・・